女性研修を実施 ~自分に自信を持って、一歩踏み出す勇気を～
2018-10-16
愛知県にあるＨ社様にて女性研修を実施しました。
Ｈ社様は女性の定着率が低い事を問題視しており、ご相談をいただきました。
「問題、課題は何か？」を明確にするため、社員の方へヒヤリング（面談）を行い、1回限りのセミナーではなく1年かけて、社員の意識改革を図る事にしました。
最初の半年間は女性の選抜メンバーへ、コーチング講座を定期開催。
コーチング、フォロワーシップ、積極的傾聴について学びました。残りの半年間は全女性社員が集まり、グループワークを重ね、最終報告会として会社への改善提案を発表。オフィス環境の改善、効果的な休暇消化等について提案しました。
当初は「女性社員自身が前に出て、会社を変えていくことは難しい」と自信のない社員がほとんどでしたが、コーチングやフォロワーシップを学ぶにつれて「微力ではあるが、無力ではない」ことに気付き、少しづつ気持ちの変化が表れました。「上司だから、部下だから、男性だから、女性だから」ではなく、社員の一員としてできる可能性について、時には悩み、模索し、一歩前に踏み出しました。
今現在、女性社員の管理職比率（係長以上）は５名に。正社員初の育児休暇取得者は３名。働き方改革、女性活躍は着々と進んでいます。
ある統計によると女性の昇進をためらう理由の約60％は「自信がない」との事。一歩踏み出す勇気を男性社員や社長、幹部が後押しすることで女性社員も前に進めるのかもしれません。
